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株式会社 ワン・ストップ

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遺言も完璧ではない

「遺言を書きましょう!」と声高に叫ぶ専門家は多いものです。
もちろんワン・ストップも含めてということですが。

それ自体に偽りはありません。しかし、専門家の中には「遺言さえ書けば安心だ」という誤解を与えるかのようにアピールしている姿も見られます。

そもそも、遺言は定期的に見直して、その都度問題があれば書き換えるというスタンスがふさわしいと言えます。
決して、一度作ってしまえば、あとは最期を迎えるまで安心というものではありません。

また、多少リスクはありますが、公正証書で作成した遺言であっても、その後自筆の遺言で書き換えることもできます。

つまりは、一度は必ず書き換えるという前提で、最初の遺言は作成すると割り切ってみるのもひとつの手ではないかと思うに至りました。

最初から完璧な遺言をつくろうとしすぎることも、遺言を書くことが高いハードルとなっている大きな原因ではないかと思われます。

一方、制度の面で言えば、そもそも民法により定められた遺言という制度にも問題がないとは言い切れません。
特に、医療の発達等による高齢化社会を迎えた現代においては、新たな問題に直面するケースが増えています。

たとえば、せっかく遺言を書いていても、認知症になってしまった場合、本人は意思表示ができないにもかかわらず、遺言の効力は発生しません。
いわゆる植物状態になってしまった場合も同じです。あくまで、現在の民法の規定による遺言では、本人が死亡しない限り効力は発生しないのです。

こうした状態になってしまった後では、法定後見という制度が有効とされてはいますが、もはや本人の意思は及びません。
任意後見契約を結んでいれば、まだ本人の意思は及びますが、やはり遺言を一度書けば完璧ではないことには変わりありません。

完璧ではありませんが、それでも遺言を書いた方がいいというケースは多いものです。
そうであれば、遺言の最初の一歩のハードルをいかに下げられるかが、専門家のひとつの使命であると考え、普及に尽力していく所存です。