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介護保険とは、介護が必要となったときに安心して本人や家族が生活できるよう、社会全体で支えていこうとする制度です。
介護予防を通じて、できるだけ従来の生活が続けられるように支援することを目的とします。
介護保険は、40歳以上のすべての人が加入することが義務付けられています。その後、介護が必要となったときに、要支援あるいは要介護認定を受けて介護保険サービスを受けることができるようになります。
介護保険サービスは、要介護度によって異なる限度額の範囲内で、かかった費用の1割が自己負担となります。
限度額を超えた分については、全額自己負担となります。
要介護度による限度額は以下の通りです。
要介護度 | 限度額 |
---|---|
要支援1 | 49,700円 |
要支援2 | 104,000円 |
要介護1 | 165,800円 |
要介護2 | 194,800円 |
要介護3 | 267,500円 |
要介護4 | 306,000円 |
要介護5 | 358,300円 |
また、40歳以上になると介護保険に加入することになるため、当然ながら介護保険料を支払う必要があります。
特別な事情がないのに介護保険料を滞納すると、その期間に応じて、実際に介護保険サービスを受けようとするときに様々な不利益があります。
もっとも、老齢・退職年金、障害年金、遺族年金が年額18万円以上の人は、原則として年金の支払いの際に、いわゆる天引きされます。